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「享保びな」古式ゆかしく 箱館奉行所で展示

 江戸時代の享保年間(1716~36年)ごろから明治時代までに作られたとみられ、函館市内の商家に伝わるひな人形「享保びな」が、箱館奉行所(特別史跡五稜郭跡内、坂本美奈子館長)の正面受け付けに飾られ、古式ゆかしい姿が来館客の目を楽しませている。
 市教委文化財課によると、ひな人形は市内の女性が所蔵し、女性が子どもの頃にはすでに家に飾られていたという。人形の顔立ちや特徴から、享保年間から明治時代まで広く制作された親王飾り(内裏びな)と考えられる。女性から活用できないかと同課に相談が寄せられ、雰囲気にマッチした奉行所に飾ることになった。
 人形は2体で、高さ30センチ弱。女びなは十二単をまとい、サンゴやガラスでできた華やかな天冠が当時の世相を映し出す。同課によると、江戸時代に裕福な商人がひな人形を持つようになり、次第に豪華さを競うようになったため、幕府から「奢侈(しゃし)禁止令」(=ぜいたくの禁止)が出される一因にもなったという。
 奉行所の木村夕子副館長は「白い肌が特徴的。保存状態が良く、古いものを大切に扱ってきた持ち主の気持ちを感じます」と話している。ひな人形は3月12日午後3時ごろまで展示している。(千葉卓陽)










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