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能登半島地震被災地へ物資輸送 イカ釣り漁船出港 杉沢事業所

 能登半島地震の被災地支援のため、函館市西桔梗町の総合建設業、カネス杉沢事業所(杉沢真吾社長)は12日、グループ会社が所有する中型イカ釣り漁船「潮雄丸」(184トン)に函館商工会議所会員企業から募った救援物資を積み込み、石川県の能登小木港に向け出港した。同社が用意した食品のほか、地元企業約40社から飲料や日用品などが集まり、杉沢社長(43)は「物資はしっかりと預かり、無事被災地に届けたい」と話している。
 同社のグループ会社は2隻の中型イカ釣り漁船を所有し、例年イカ釣り漁業で能登小木港に水揚げしている。杉沢社長は地震を受け「お世話になっている漁港関係者の安否が心配だった。困ったときはお互いさま。何とか支援したい」と被災地への物資輸送を決めた。
 5日に現地の漁協と連絡が取れ、漁港は揺れで岸壁がひび割れているものの、船が着岸し荷下ろしが可能であることから、同社は支援物資として約7000食分のカップ麺やパックご飯、缶詰などの保存食を用意。船内の積載スペースに余裕があったため、会議所議員や青年部の企業に物資の募集を呼び掛け、12日午前から豊川埠頭(ふとう)で積み込み作業を実施。カネス杉沢事業所やグループ会社の社員ら約20人がトラックからリレー方式で船内に物資の入った段ボールを運び入れた。
 企業約40社から集まった物資は食品約9000食、水など飲料約9000本、ブルーシート約600枚、カイロ約2200枚、医薬品約400個、マスク約3000枚など。函館市からの救援物資として災害備蓄用の500ミリリットル入り飲料水5000本も積み込んだ。
 漁船は12日夜に出港し、14日朝に小木港に到着予定。物資は到着後、能登町で受け入れ、被災者支援に活用する。杉沢社長は「被災地で困っている人たちに有効に使ってほしい」としている。(飯尾遼太)










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