【江差】能登半島地震で被災した石川県の友好都市、珠洲市に職員の派遣を決めた江差町は11日、第1陣として送り出す岸田礼治総務課長(57)と財政課住宅管財係の平松誠司さん(31)、総務課防災生活係の山吹賢治さん(25)の3人の出発式を町役場で開いた。
課長級職員が集まり、照井誉之介町長は「1日も早い復興を成し遂げるために、友好都市である江差町として協力していきたい」と同市への思いを述べ、「体の安全を一番に気をつけて、町・珠洲市民のために一生懸命働いてください。よろしくお願いします」と激励した。
3人は照井町長や町職員約50人が見守る中、公用車2台に分乗して町を出発した。13日に同市入りし、15日までの3日間現地で支援活動を行い、16日に帰町する見込み。
15日からは、第2班として4人の職員を派遣する予定で、3班以降は現地の状況を踏まえ、派遣数や期間を見定めたいとしている。(入江智一)