• 特集
    第64回春季北海道高校野球大会
  • 5/2
    函新ウイークリーレビュー
  • 5月のプレゼント
    映画鑑賞券
  • 求人情報
    事務スタッフ、記者(未経験OK)

木古内 寒中みそぎ行修者代役に経験者加藤さん抜てき

 【木古内】江戸時代後期の1831(天保2)年から続き、昨年、道指定無形民俗文化財となった佐女川神社(町木古内、野村広章宮司)の寒中みそぎ神事(13~15日)の新たな行修者に函館市の会社員、加藤之康さん(26)が決まった。加藤さんは過去に行修者の経験があるが、当初予定していた内定者が辞退したため、1年限りの代役に抜てきされた。加藤さんは「自分がやるしかないと引き受けた。役目を果たしたい」と話している。
 神事は4人の行修者が1年目の弁財天から順に山の神、稲荷、別当と役割を変えながら4年間務め、厳しい水ごりの鍛錬を行う。毎年1人ずつ入れ替わるが、昨年11月下旬に内定した男性が急きょ健康上の理由で務めることができなくなり、新たな行修者を探し、12月下旬に加藤さんに代役を打診し、承諾を得た。同神社によると、過去にも行修者の代役を立てたことがある。
 加藤さんは幼少期から行修者の姿に憧れを持ち、高校3年生だった2016年から4年間、大役を果たし、加藤さんは「世の中にこれ以上につらいことはない。精神的な成長につながった。1年目はしんどく、あと3年続くのかと思ったが徐々に体が慣れていく。1年目に浴びた水の数が自信になった」と振り返る。
 行修者を務め上げた後も毎年祭事を手伝ってきたため今年も13~15日は休暇を取得していたが、前日まで仕事がある。5年ぶりとなる荒行に向け、「3日間体力は使うし、不安はある。気持ちの準備をしていきたい。1年目の弁天さんとしての役目を果たすが、他の行修者から聞かれた時には経験を伝えたい」と意気込んでいる。
 寒中みそぎ祭りは今年が194回目で13日午後6時からの参籠(さんろう)報告祭で開幕。別当を木水拓海さん(24)、稲荷を齊藤亘さん(25)、山の神を平野心太さん(16)が務める。(今井正一)










      最新記事











      休日当番医
      渡島・檜山管内
      休日当番医(5月6日)

      きょうの人生指針/誕生月占い

      きょうの人生指針/誕生月占い
      函館新聞デジタルとは
      函館新聞デジタルとは
      函館新聞 デジタル お申込み
      ご購読申し込み月は無料

      最新ニュース

      アクセスランキング

      1. まち挙げて2人を祝福 江差で花嫁行列
      2. 七飯町大中山の自動車整備工場で火災
      3. 七飯町仁山で乗用車と軽ワゴン車衝突、6人が搬送
      4. 待ってた!「春のまつり」で知内のカキ堪能
      5. 渡島総合振興局、食材ハンドブック「南北海道食彩王国」を刷新 食と観光ブランド力強化
      6. 少年野球シーズン本格化 全日本学童野球支部大会開幕
      7. 春、新たな一歩2025⑤/函館市工業振興課主事・斉藤築さん(33)「起業に挑戦する人の力に」
      8. 〝動く美術館〟函館に初入港 クルーズ船「リビエラ」
      9. GW後半笑顔満開 函館公園、桜の下で遊具楽しむ
      10. 「200系カラー」西部地区などを陸送

      函館新聞宅配購読お申込み

      函館新聞宅配購読お申込み

      お試し(1週間)もございます。

      フリーマガジン「ハコラク」も毎月お届け

      はこしんフォトサービス
      フォトサービス

      掲載された写真を購入できます

      フォトサービス
      はこしんバックナンバー
      バックナンバー

      過去3ヵ月以内の函館新聞を購入

      はこしんバックナンバー
      はこしんポスト
      ポスト

      取材依頼・情報提供・お問い合わせ

      はこしんポスト

      国内外の主要ニュース


      クローズアップ

      レッツ!就労支援

      誰もが暮らしやすい、生きやすい社会に向けた課題を探ります
      レッツ!就労支援

      ニュースカレンダー

      紙面ビューア

      SNS公式アカウント

      イベント情報(5月 6日)

      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      関連サイト