世界12の国や地域から訪れたアーティストが伝統舞踊やパフォーマンスなどを披露する「第8回はこだて国際民俗芸術祭」(一般社団法人ワールズ・ミート・ジャパン主催)が5日、開幕した10日までの期間、函館市元町公園を中心にペリー広場や旧函館区公会堂など6つのエリアで約200人のアーティスト、民俗芸術団体関係者がさまざまなパフォーマンスやイベントを展開する
初日は午後4時15分から開場同9時ごろまで多くの来場者が訪れ、大道芸やダンスなどのステージを鑑賞したほか、世界の料理や雑貨が集まる「もぐもぐフェスティバル」や親子で遊べる「わくわくフェスティバル」など同時開催のイベントを楽しんだ
同法人のイアン・フランク代表理事は「8年も開催できたことに驚いている初日から天気も良く、会場入口に列ができるほどのイベントになってうれしい今年も大きく盛り上がりそうだ」と笑顔を見せた
家族で来場した市内の主婦平澤香澄さん(34)は「食べ物と音楽と雰囲気が好きで、毎年この時期を楽しみにしている外国の踊りや音楽を楽しみたい」と話していた
主催発表によると、同祭は2008年開催以来、44の国と地域から延べ約1500人のアーティストらが参加延べ約23万人の観客が訪れている、民俗芸術分野で国内最大級の夏フェス今年も国内をはじめ、アメリカやインド、リトアニアなどから33組が出場する
来場には、期間中使える「市民スポンサーパス」が必要で、1日券のワンデーパスは1000円小学生以下は無料(半澤孝平)