【乙部】子どもたちの夏休みに合わせ、各地で早朝のラジオ体操が盛んだ乙部町の明和小学校(木村長校長、児童13人)の子どもたちは手づくりのラジオを学校近くの空き地に持ち込み、朝の体力づくりに活用している
ラジオは今年5月に開かれた町公民館まつりで、NHK函館放送局が主催したラジオづくり講座で児童がつくったもの参加した子どもたちは人気キャラクターのシールや花々の絵などを飾り付けて、モノづくりの魅力の一端に触れた
明和小のラジオ体操は7月25~31日に行われた「手づくりラジオを大事にしている」(学校関係者)と、雨の日も自宅でラジオをつけて体操をしていた児童もいたという
また、自転車のかごにラジオを乗せてサイクリングを楽しむ子もいる手づくりのため、チューニングに苦戦するときも多々あるが、「それもモノづくりの醍醐味」と町民子どもたちは“宝箱”から流れてくる音楽やニュースなどを、夢中で聴き入っている(田中陽介)