「開港156周年記念函館港まつり」(8月1~5日)の開催を告げる花電車の運行が30日、始まった法被姿の運転士が電飾を施した電車を走らせ、「函館音頭」などの曲を流しながら夏の一大イベントを盛り上げている
花電車は3両体制1934年の函館大火後、車両補充のために函館船渠(現函館どつく)で製造した初の道産車両「300形」の台車を転用している
スポンサー企業は、函館新聞社と大正製薬、JR北海道函館支社の3社JRは昨年に引き続き、北海道新幹線H5系車両の装飾を施し、夜間は電飾が華やかさを演出する31日は午後から運行し、8月1~5日は午前中とワッショイはこだてなど、港まつりのスケジュールに合わせて走行する大門地区が歩行者天国となる5日はグリーンプラザ付近に車両を留め置く
花電車は雨天時は運行中止一般の営業車両は1~5日は200円均一で運行し、パレード時間帯は一部区間で運行休止1日は花火大会に合わせて増便対応するダイヤの問い合わせは市企業局交通部事業課(電話0138・52・1273)へ(今井正一)