道内最大規模のアジサイ園がある総合公園「市民の森」(函館市上湯川町)で26日、本年度の「アジサイフェスタ」(市住宅都市施設公社主催)が開かれたあいにくの雨に見舞われたが、来場者は園内のアジサイを眺めながら、笑顔で各種イベントを楽しんだ
同園では約20種、1万3000株のアジサイを生育現在、青と紫色のホンアジサイや、白く丸々としたアナベルなどが見ごろで、会場に彩りを与えている
午前11時から恒例のアジサイの苗木無料配布が行われ、開始前から長い行列ができたまた、園内のビジターセンター前では刺し木体験会や子どもを対象としたじゃんけん大会などを実施刺し木体験会は、市内のボランティア団体「アジサイサポート隊」のメンバーが協力し、枝の切り方や育て方を丁寧に説明した
じゃんけん大会やスタンプラリーは、シャボン玉など子ども用の玩具を景品にし、親子で楽しむ姿が目立ったこのほか来場者全員に甘茶が振る舞われ、一息入れながらイベントを堪能していた市内在住の主婦、大浦真由子さんは「刺し木の方法を丁寧に教えてもらったので、開花するまで頑張りたい」と話していた(蝦名達也)