【北斗】JA新はこだて(畠山良一組合長)が、道南ブランド米「ふっくりんこ」を使った玄米茶「新函館農協のお米地茶(こめじちゃ)」を販売して好評だ4月末の発売から1カ月で750個を売り上げており、今後ペットボトル入りも商品化する来年3月の北海道新幹線開業を見据え、地元の飲み物として価値を訴求する
コメの消費拡大を図るとともに、飲み物としてもふっくりんこを応援してほしい?との願いを込めた原料には昨年の猛暑の影響で多く発生した未成熟なコメを使ったコメと緑茶のブレンド比率を決めるため、試飲を重ねて開発した
比率はコメ6割、静岡産煎茶(せんちゃ)4割とし、コメの風味を最大限に引き出している熱湯を注ぐと緑茶に近い色で、飲むと口の中いっぱいにコメの豊かな風味が広がる冷やすと風味がやや失われるが、甘みが出るという
ふっくりんこの茶商品は初めてで、新幹線で新函館北斗駅を訪れる観光客にアピールする考えペットボトル商品も投入することで、手軽に楽しめる〝地元茶〟を目指す
同JA大野基幹支店の田山光幸営農センター長は「副産物を使った商品開発を展開しながら、本来のコメの消費拡大につなげたい」と意気込む
ティーバッグ4グラム×4袋入り120円あぐりへい屋(東前62)で販売問い合わせは同店(TEL0138・77・7779)へ(山崎大和)