「はこだて花と緑のフェスティバル2015」(実行委主催)が27、28の両日、松風町のはこだてグリーンプラザで開かれる今年は来年3月の北海道新幹線開業予定に向け、「開業300日前カウントダウンイベント」(函館市新幹線開業記念イベント実行委主催)もプラザ会場内で同時開催花と緑の魅力を広げるとともに、新幹線開業に向け市民の機運を盛り上げようと、さまざまなイベントが繰り広げられる
花フェスは1994年から実施昨年は2日間で市内外から1万3900人が来場花フェス実行委は「期間中の大門地区の飲食店などの売り上げは、昨年1年間で最も多かった」とし、大きな商業効果をもたらした20年以上続く市民になじみの深いイベントと新幹線を組み合わせ、開業意識を高めようと同時開催が決まった
会場内は新幹線車両「H5系」をイメージさせる色合いの花を飾り付けるほか、花株を積み重ね、H5系をモザイクアート状に表現する新幹線立体花壇(幅5・5メートル×高さ3・4メートル)を設置する立体花壇は大門地区などのボランティアが8種類の花を約1850株使って作成大迫力の花壇が会場を彩る
27日は午前10時のオープニングセレモニーの後、先着500人に植物栽培キットをプレゼントステージでは午後0時25分から、新幹線おもてなしクイズ、同2時から日本フラワーデザイナー協会道南支部の会員らがフラワーアレンジメントを披露し、終了後にオークションを行う
28日は午前11時45分から、新幹線の仕組みを教える科学実験ショー、有名アーティストの振り付け講師を務める伊藤昭憲さんによるダンスステージを開催午後3時から恒例のエンディングオークションを行う
このほか、寄せ植え体験や湯の川温泉からお湯を直送した足湯体験コーナーなども両日実施両実行委は「子どもからお年寄りまで、多くの市民に楽しんでもらいたい」と来場を呼び掛けている両日とも午前10時~午後4時(蝦名達也)