NPO法人市民創作「函館野外劇」の会は21日、刀を振る剣劇・殺陣(たて)のワークショップ「楽しいチャンバラ!」を五稜郭公園の芝生広場で開いた子どもから大人まで約30人が参加野外劇殺陣チームを指導する河口博昭さん(48)が指導し、刀の持ち方や振り方などの基本を体感した
河口さんは殺陣ユニット「無銘刀(むめいとう)」を主宰し、俳優、殺陣師として活動している子どもたちには、刀の振り方「天、地」や構え方「八双(はっそう)」などを分かりやすく「強いポーズ」などと表現して紹介子どもたちはすぐに理解し、紙を丸めた棒で大人顔負けのチャンバラの動作をこなしていた
参加した市内松陰町の池田千大(ちひろ)君(柏野小3年)と大知君兄弟は「構え方も楽しく教えてもらい、最後に大人を相手にするところが楽しかった」と声を弾ませていた河口さんは「子どもたちはノリが良く楽しかった野外劇にも興味を持ってもらえれば」と話していた(山崎純一)