【木古内】4日午前11時20分ごろ、木古内町釜谷の自動車専用道路「函館・江差自動車道」の工事現場で、作業中の男性2人が橋から約20メートル下に転落した八雲町熊石、会社員斉藤貢さん(45)が病院に運ばれたが、頭を強く打つなどして死亡し、もう一人の40代男性は腰の骨を折る重傷を負った橋の上でも20代と50代の男性が足などにけがをした
木古内署と函館開発建設部などによると、同町の大坪沢川橋(140メートル)上部工事現場で、当時、8人の作業員が橋の架設工事をしていた橋げたを設置するための大型装置を移動させる作業中に、使用していたジャッキが何らかの原因で外れ、下部の鉄製の台がずれて押される形で2人が転落したとみられるさらに橋の上にいた作業員2人も鉄骨に挟まれるなどしたとみられる
同上部工事は函館開建が2014年10月31日~16年1月29日の工期で、日本高圧コンクリートPC事業部札幌支社に発注していた同署などは事故原因を詳しく調べている
函館開建は「現在原因を調査中で、事故原因が判明してからコメントしたい」としている