JR貨物によると、6日の北海道胆振東部地震以降、道内や本道と本州を結ぶ貨物輸送を停止していたが、9日未明から道東の一部地域を除いて運転を再開する。
運転を再開するのは、津軽線、海峡線、道南いさりび鉄道線、函館線、室蘭線、千歳線、宗谷線、石北線など。8日午後4時以降に時速25キロ程度の「安全確認列車」を走らせて安全を最終確認した後、現在停車中の列車(下り17本・コンテナ約1500個、上り7本・コンテナ約600個)から順次運転を再開する。
ただ、再開後も一部区間では徐行運転のため、遅延が発生する見込み。
石勝線(南千歳ー新得間)、根室線(滝川ー富良野間、新得ー釧路貨物間)は引き続き運転を見合わせる。