遺愛女子中学高校(福島基輝校長)で29日、クリスマスツリーの点灯式が行われた。校門前のシンボルツリーは3550球のLED(発光ダイオード)電球で飾られ、華やかな光りを放つと参加した生徒から歓声が上がった。
ツリーは高さ15メートルのヒマラヤスギで、同校の職員らが飾り付けした。点灯式前にはセレモニーが行われ、集まった生徒が賛美歌を歌い、聖書の一節を朗読してムードを高めた。10秒前からのカウントダウンで点灯すると、ツリーの周りが華やぎ、友達同士で記念撮影する姿が目立った。
高校3年の越田葉葵さんと目谷妃香莉さんは「卒業すると来年から見られなくなるので印象深い。楽しみなイベントも控えているのでいい思い出を作りたい」と話していた。
ツリーは12月25日まで、午後3時15分から同9時まで点灯される。(小杉貴洋)