ＮＰＯ法人市民創作「函館野外劇」の会（中村由紀夫理事長）は３月１２日午後２時から、今夏の野外劇公演のメインキャストオーディションを函館市民会館大会議室で開く。せりふや演技の練習が必要となる１５役が対象。ダンス、殺陣チーム、ボランティアスタッフも併せて募集中で、同会は経験を問わずチャレンジを呼び掛けている。
今夏の公演は７月９～３０日の毎週日曜日に五稜郭公園一の橋広場で屋外公演を４回、８月５、６日に市芸術ホールで屋内公演を３回予定する。
対象役は物語の案内役のコロポックルの長老と子ども、弁士、高田屋嘉兵衛、ペリー提督、武田斐三郎、続豊治、榎本武揚、中島三郎助、高松凌雲、カション神父、ホジソン領事、石川啄木、勝田コウ、カール・レイモン。複数役をこなす場合もある。また、土方歳三は殺陣の稽古が必要となるため、選考から外した。
３月末からの週末を中心に練習があり、公演に数回程度出演可能な人。小学５年生以上で、年齢、性別、職業、国籍などは問わず応募できる。希望役の台本を読み、同会の選定委員が審査する。３月１０日午後４時までに同会事務局に申し込む。ダンス、殺陣、ボランティアスタッフは選考なしで随時応募を受け付けている。
同会は「野外劇に参加したい気持ちの強い人に来ていただきたい」と応募を呼び掛ける。問い合わせは事務局（０１３８・５６・８６０１）へ。（今井正一）
函館新聞 X（旧Twitter）
函館新聞Facebook
函館新聞Youtubeチャンネル
ハコラクInstagram