函館国際水産・海洋都市推進機構(石尾清広代表理事)と函館市は7月20、21の両日、市国際水産・海洋総合研究センター(弁天町20)で海に親しむイベント「函館マリンフェスティバル2019」を開く。21日には親子を対象にイカ釣り体験と、釣ったイカを刺し身に料理して味わう教室を初めて企画。2日間で計8000人の来場を目指している。
イカ釣り体験と料理教室は、今年8月1日に市の魚に「イカ」が制定されてから30周年を迎えるのを記念し企画。屋外に設けた水槽で函館産スルメイカを釣り、屋内で函館イカマイスターを講師に刺し身にさばいて食べる。21日午前10時~同11時にイベント会場総合案内で整理券を配り、同11時から抽選で親子30組を選ぶ。参加費が掛かるが、価格は未定。
このほか、20日は海藻おしば作り、海藻万華鏡作り、表千家流学校茶道茶会がある。20、21両日とも、イカ墨で絵や文字を描く「海を学ぶものづくり体験ブース」、海の生き物や探査船・調査船などの中から好きなものを選んでペーパークラフト作りに挑戦する「海と地球のペーパークラフトづくり」、「はこだてモノクラフトマーケット!」(有料)、タッチプール、ローイングマシン体験、大型実験水槽でのスルメイカの行動観察と群泳展示、フィッシャーマンズワーフHakodateなどが楽しめる。
函館どつく前バス停~海洋研究センター間を午前9時半~午後4時半に無料シャトルバスを運行予定。駐車場は300台分用意する。両日とも午前10時~午後4時。
昨年は2日間で計6780人が訪れた。問い合わせは同機構(0138・21・4700)へ。(山崎大和)