沖縄の特産品が集まる「沖縄宝島マルシェ」が22日午前10時から、函館蔦屋書店で始まる。菓子や加工品、泡盛、工芸品など230種類の商品をそろえ、沖縄の食や文化、観光の魅力を紹介する。
同書店1階中央のスペースを活用した物産イベント。県産商品の販売や流通を担う「沖縄物産企業連合」(本社・那覇)が独自ブランド「沖縄宝島」の商品など、特産品を集めた。
宮古島の「雪塩ちんすこう」、ミネラル補給にもなる「黒糖かちわり」、チャンプルー料理に欠かせないもちもち食感の「くるま麩(ふ)」などの食品や加工品を用意し、泡盛も取りそろえる。「琉球ぴらす」の雑貨、シーサーなどの工芸品も販売。会場では観光パンフレットの配布やエイサーのDVD上映などもある。
同社は催事の売り上げの一部を胆振東部地震被災者のために寄付する。玉城博之東日本営業所副所長(43)は「函館での開催は初めてでうれしく思っている。沖縄をゆっくり楽しんでもらえれば」と来場を呼び掛ける。
商品によっては数に限りがある。2階レストラン「FUSU」でも期間限定でタコライスなど沖縄メニューを提供する。23、24の両日には店内で沖縄島唄のライブイベントもある。
販売は28日までの午前10時~午後6時(最終日午後5時終了)。(今井正一)