【上ノ国】町教委は7月1日、新築した「町スポーツセンター」(町大留100)の落成を記念し、バレーボールのV・プレミアリーグ(社会人1部)女子の2チームの招待試合と元五輪代表選手によるバレーボール少年団向けの教室を開く。町教委は800人を無料招待する予定で、6月10日まで入場整理券の申し込みを受け付けている。
町スポーツセンターは、町民体育館(1973年完成)の老朽化と災害対策のため、総事業費14億4000万円をかけて整備。アリーナは町民体育館より約200平方メートル広い、1169平方メートルを確保したほか、コの字型の観客席やランニングデッキ(1周160メートル)を設置した。
バレーボールは町内の子どもたちが親しむスポーツの一つで、上ノ国中学校女子は昨年の全道大会にも出場。落成記念試合は午後0時半から、プレミアリーグ所属のNECレッドロケッツ(神奈川)と上尾メディックス(埼玉)を招き、3セットマッチの試合を行う。上尾には、北斗市出身の三浦茉実選手=函館大妻高出身=が所属しており、来町する見通し。
試合前の午前8時半から、渡島・桧山管内のバレーボール少年団を招いた教室を開催。北京五輪男子代表の齋藤信治さん、元米国代表のヨーコ・ゼッターランドさんら5人の五輪代表選手が指導する。
いずれの観覧も事前に入場整理券が必要。定員の800人を超えた場合は抽選する。申し込み用紙に記入し、8日までに町教委事務局へ提出するか、町ホームページの専用応募フォームから10日までに申し込む。
試合終了後は各チームのグッズやサイン色紙、町の特産品などが当たる抽選会を開催する。町教委は「両チームの応援団を招き、音響もVリーグの試合さながら。町内外から多く来場してほしい」と呼び掛けている。
問い合わせは町教委生涯学習グループ(0139・55・2230)へ。(深津慶太)