【北斗】市は3月26日~31日に、北海道新幹線新函館北斗駅西側で開いた開業記念イベント「北斗おもてなし祭」の来場者数(推計値)をまとめた。初日の4万人を筆頭に各日1万人を超え、6日間で計15万6000人が来場した。市総務部企画財政課は「平日のにぎわいは想定以上だった」としている。
会場では、北斗をはじめ道南の2市10町がブースを構え、地元食材を使用したメニューやご当地グルメを販売。ホッキずしや焼きガキなどを日替わりで振る舞う屋台は各日行列ができ、同課は「北斗の名産品をPRできた」とする。
会期中は、30日を除いて晴天に恵まれた。開業日の26日は、東京からの第一陣が到着した午前11時ごろから混雑。北斗の郷土芸能やYOSAKOIソーランの披露、お笑いコンビ「タカアンドトシ」のトークショーなどが催されたステージにも大勢の人が詰め掛けた。27日も3万6000人が訪れた。
平日の28~31日は、市内の小・中学校吹奏楽部による演奏や「ずーしーほっきー」と北斗に関する○×クイズステージなどで北斗を存分にアピール。最終日の31日も大勢の地元住民や新幹線で降り立った乗客でにぎわいを見せた。(稲船優香)