函館公園内の遊園地「こどものくに」(青柳町17)が24日、今シーズンの営業を開始した。オープン初日から待ちに待った親子連れなどでにぎわい、さまざまなアトラクションを楽しんだ。
1956年に開園し、市民に親しまれる昔ながらの遊園地。日本最古の観覧車や長年の人気を誇るロータリーチェア、新幹線はやぶさ号など16種類のアトラクションとゲームのほか、小さな子どもが遊べる遊具もある。
札幌市の松田祐喜さん(52)は娘の麗禾さん(7)と来園。「地元が函館で、子どもの頃45年ほど前に遊びに来ていた。そのままの形で動いていることに驚いた」、麗禾さんは「乗り物に乗ると海や景色が見られてすごく楽しい」と笑顔を見せていた。こどものくにを運営する北海興業の加藤智美専務は「子どもたちの笑顔を見るのが楽しみ。家族でぜひ遊びに来てほしい」と話している。
営業時間は平日が午前11時~午後4時、土・日・祝日や春休み、夏休み期間は午前10時~午後5時。アトラクションは1回300円、回数券(8回分)2000円。問い合わせはこどものくに(0138・22・5039)へ。(木村京子)