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フランスの世界最古公募展、函館の小原さん入選

 函館在住の画家、小原雅夫さん(72)がフランス・パリで毎年2月に開かれ、世界最古の歴史を持つ公募展「ル・サロン」で、初入選を果たした。16世紀後半のモスクワ公国の皇帝を描いた油彩画「ボリス・ゴドノフ(孤独な皇帝)」で応募し、小原さんは「非常に歴史のある公募展で、国際的な評価を受けうれしい。芸術の都・パリの人々に見てもらえるのも光栄なこと」と目を細める。
 小原さんは1948年札幌市生まれ。高校教師として教壇に立つ傍ら、30歳の時に独学で油絵を始め、道美術展会などで活動。84年から取材旅行としてフランスや英国に出向き、欧州を題材とした風景画も数多く手掛けた。海外の公募展には2010年から挑戦し、11年には抽象画の登竜門とされるパリの公募展「サロン・ドートンヌ」で初入選。以来4回の入選を重ねた。写実的な絵画が多く出品されるル・サロンでは今回が初の入選で、来年2月にパリのグラン・パレ美術館での展示が決まった。
 題材に選んだボリス・ゴドノフは、中学2年のときにスラブ歌劇を見て感銘を受けて以来「ずっと描きたかった題材」といい、昨夏に制作をスタート。ボリスに関して残された資料は少ないため、歌劇のストーリーなどからイメージを膨らませ、衣装はロシア正教の儀式で着られるものを参考に想像を働かせて描いた。また、絵に力強さを出そうと下地に凸凹ができるよう黒塗りを施した。
 普段は抽象画や風景画などジャンルを問わず制作しており「目の前のものを美的に表現できる方法で描いている。素材をどう生かすか考えるのが面白い」と魅力を語る。「ル・サロンは多くのパリの芸術家も見に行く展示会。作品が認められ、本当にうれしい」と笑みを浮かべる。(飯尾遼太)

      文化











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