【北斗】日本音楽文化振興会は17日、日本管楽合奏コンテスト中学校B部門(大編成)の審査結果を発表した。北海道代表の北斗上磯中学校吹奏楽部が最優秀賞を受賞するとともに、審査員特別賞に選ばれた。
今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各部門とも動画審査を実施。B部門には36校が出場し、15日には事前収録した出演校の動画をインターネット上で配信した。
2014年以来6年ぶりに出場した上磯中は、ムソルグスキーの「組曲『展覧会の絵』より」を演奏。コロナ禍で主要コンクールや演奏会が中止となる中、前部長の大友心さん(3年)を中心に部員一丸で挑んだ。
最高賞の最優秀グランプリにはあと一歩届かなかったものの、それに次ぐ審査員特別賞を受賞し、顧問の中條淳也教諭は「限られた練習時間の中で、部員たちは今できる精いっぱいの演奏をした。頑張った結果が受賞につながり、ありがたい」と話している。(鈴木 潤)