【北斗】道南の吹奏楽バンドが日頃の練習成果を披露する第69回函館地区吹奏楽祭(函館地区吹奏楽連盟主催)が29日、北斗市総合文化センターで開幕した。30日まで。
コンクールに向け、各団体に演奏経験の場を提供するとともに吹奏楽の魅力を多くの人に広めようと、毎年この時期に開催。2日間にわたり76団体が出演する。
初日は道教育大函館校吹奏楽団を皮切りに38組が次々と登場し、限られた時間の中で新旧の流行曲や映画、アニメの主題歌、バンドのオリジナルメドレーなどを多彩に演奏。それぞれが持ち味を十分発揮し、曲に合わせてダンスや振り付けを披露するバンドもあった。
「東京オリンピック・マーチ」「東京ブギウギ」などメドレーで演奏した北斗大野中吹奏楽部の松本真希穂部長(3年)は「最後までやり切る気持ちでステージに臨んだ。楽しんで演奏できた」と話した。
30日も午前10時から同会場で開催する。入場料800円。(鈴木 潤)