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今年も新春の空に故梅谷さんの凧

 長年、創作凧作りに情熱をささげた故梅谷利治さんの作品を使った凧揚げ会が5日午前11時から函館市大町の「緑の島」で行われる。生きているように空を舞う立体凧の「あうんの天龍」をはじめとする独創的な作品とともに、新春の大空に愛と平和の願いを届ける。
 1929年生まれの梅谷さんは、2017年8月に88歳で亡くなった。旧函館東高校で美術教諭として授業でも凧作りを取り入れ、創作凧研究所「創作凧治工房」を主宰し、ライフワークだった干支の凧だけでも3巡する作品を残した。
 12年前のイノシシ(亥)年の07年正月には、「感謝」「愛」などの文字を入れた100枚の連凧「天猪3世・祈」を揚げ、何よりも大空に平和への思いを託した。06年末の本紙の取材に梅谷さんは「揚がっている凧の糸を引くと、素朴な気持ちになれる。今、一番失っているものを感じることができる」と話していた。
 凧揚げ会は、函館のNPO法人体験塾SUMOCCA(スモッカ)代表で、梅谷さんの教え子の中田嘉明さん(61)が昨年1月に続いて企画した。梅谷さんの作品を持ち寄るほか、体験塾に参加する子どもたちも自作凧で参加。凧の貸し出しもあり、誰でも自由に参加できる。
 中田さんは「正月の縁起物として、『天龍』を使った凧揚げを恒例としていきたい。梅谷先生の作品をお持ちの方がいらっしゃれば一緒に空に揚げてもらえたら」と呼び掛けている。終了後、凧は市地域交流まちづくりセンター(末広町)で展示予定。
 午前11時から1時間程度、防寒、防雪対策が必要。積雪状況によっては駐車ができない場合がある。悪天候時は中止。問い合わせは、中田さん(090・6697・0980)へ。(今井正一)










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