国内外のアーティストやパフォーマー計31組が伝統音楽や民俗舞踊、大道芸などで函館の夏を彩る「はこだて国際民俗芸術祭」(一般社団法人ワールズ・ミート・ジャパン主催)が5日、函館市の元町公園などで開幕した。11日まで。
11回目の開催。今回はロシアやスリランカ、エクアドルなど国外から9組と国内の22組が出演。元町公園、旧函館区公会堂前などに大小さまざまなステージを設け、すぐ目の前でパフォーマンスを鑑賞でき、日常で目にする機会の少ない民俗舞踊などに触れられる。
元町公園には、開場とともに多くの市民や観光客らが詰め掛けた。函館港をバックにするメインステージでは、海外民俗舞踊が披露されたほか、会場各所でけん玉の大道芸やバンド演奏などでにぎわった。また、期間中は世界各国の料理や雑貨品などの約50店を集めた「もぐフェス」を同時開催。函館市のフリーター、畑田祐芽さん(23)は「いろんな国の料理や函館にないような海外雑貨が毎回楽しみ」と話していた。
時間は元町公園が午後4~同9時半。公会堂は午後7時半(日によって異なる)~同9時半。ペリー広場(5、6日のみ)は午後2~同6時。元町公園会場に必要な1日パスは平日1000円、土日祝日2000円。(蝦名達也)