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地域に根差した施設に 道立函館美術館が30周年

 道立函館美術館(五稜郭町37、堤邦雄館長)が開館30周年を迎え、20日に同館で記念式典が開かれた。芸術・文化関係者ら約170人が出席して節目を祝うとともに、今後も地域に根差した美術館づくりを進めていくことを誓った。
 同美術館は1986年9月に開館。道南美術界をけん引した田辺三重松、松前出身の書家金子鷗亭をはじめとする函館・道南ゆかりの美術家の作品を重点的に収集しており、収蔵品は2232点(2015年度末現在)を数える。これまでに開催してきた特別展は208回(同)、累計観覧者数は213万3663人(同)に上る。
 道教委の柴田達夫教育長は、作品を寄せた芸術家やボランティアに謝辞を述べるとともに「まちづくり団体や企業との連携によるさまざまな地域活動が、美術館が担う大きな役割の一つになる。道南の芸術文化の拠点として役割を果たせるよう努力したい」と式辞。堤館長は「今後も地域に愛され、地域に開かれた美術館となるよう職員一同微力を尽くしたい」と述べた。
 堤館長らが30周年を祝ってテープカットを行ったほか、館内の売店や喫茶運営、広報活動に尽力してきた美術館ボランティアいちいの会(石坂雅子会長)に感謝状が贈られた。

●きょうから波響展と道南の美術
 同館は21日から、新収蔵記念「蠣崎波響展」と、開館30周年記念「ハコビ・グランド・コレクション 道南の美術セレクション」を同時開催。式典終了後には出席者を対象に先行公開されたほか、道立帯広美術館学芸課長の五十嵐聡美さんが講話。蠣崎が1815(文化12)年に描いた名鷹図(めいようず)の制作背景について解説した。また、チェンバリストの森洋子さんのミニコンサートも開かれた。
 両展示は10月2日まで、午前9時半~午後5時。五十嵐さんは21日午後2時から美術講演会「蠣崎波響―絵筆で松前藩を救った男」を同館で開く。聴講無料。(千葉卓陽)










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