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「心のケアが重要に」 赤十字病院救護班が帰函

 能登半島地震の医療支援で石川県に派遣された函館赤十字病院(平田康二院長)の救護班が24日、現地での活動を終えて帰函した。メンバーは能登町の避難所の巡回診療などに当たった。帰着報告会で「地震発生から3週間以上が経過し、これからは被災者の心のケアが重要になる」と訴えた。
 日本赤十字社北海道支部の要請による派遣で、20日に出発した。メンバーは班長の医師、杉村好彦院長補佐(66)と原田由美看護師長(50)、看護師の沢田祐輝さん(35)、工藤雪乃さん(25)、薬剤師の阿部幸一さん(55)、事務の町出雄平さん(45)、河上慎之介さん(30)の7人。
 救護班は午後3時すぎに同病院に到着。帰着報告会が開かれ、杉村院長補佐が「避難者の健康状態は落ち着いており、今後は被災者の心のケアや行政職員など支援者の支援が重要になってくる。7人無事に帰ってきました」と活動を報告。平田院長が「断水と寒さの中、大変な救護活動だったと思う。無事で元気そうな姿を見てほっとしている」とねぎらった。
 能登町では避難所を巡回し、避難者の健康状態をチェックしたほか、環境整備の役割を担った。ただ、現地は断水が長期化している。杉村院長補佐は「活動をする上で水がないのが大変だった。被災者も苦しんでいる」と話した。原田看護師長は「避難所での生活はストレスがかかる。今後は心のケアが大切になる」とし、「地元の行政職員も被災者。休みを取っておらず『支援者支援』も必要だ」と強調した。(松宮一郎)










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