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博物館・郷土資料館めぐり⑧/知内町郷土資料館

土版(帯留め?)

明治から昭和初期の日用生活品

高橋豊彦さん

     町独自の遺物や鉄道資料
     人の営みが見える道具からまちの軌跡と発展をたどる

     「みて・きいて・ふれて・考える」をテーマに掲げる「知内町郷土資料館」は、1984年に公民館を改装し開館。当時の町立施設としては珍しく専従の学芸員を置くことでソフトウェアの充実を図った。郷土の自然や、文化、歴史を学ぶふれあい体験塾事業、収蔵資料を活かす回想法などの普及事業を実施し、学芸員を中心に地域の学習施設としての資料館活動に取り組んできた。
     資料館1階は旧石器時代や縄文期の資料のほか、中世の和鏡や渡来銭を展示。湯の里4遺跡の発掘調査で発見され、日本で最初に旧石器時代の墓と認められた土壙から発掘されたカンラン岩製の玉類などの副葬品の発見は、日本の墓のつくり方の起源を旧石器時代にまでさかのぼらせたということで国指定重要文化財に。珍しい縄文時代の土製品「土版(帯留め?)」もある。2階には廃線となったJR松前線の町内各駅の看板や時刻表といった興味深い品々、砂金掘りが開いた町といわれるのにふさわしい砂金、明治から昭和初期の日用生活品や農機具と部門ごとに展示。学芸員の高橋豊彦さんは「資料を展示するだけではなく、地域の人たちとどう結びつけていくか。今後もさまざまな方法でアプローチしていきたい」と話し、〝物と人とのコーディネート〟に力を注いでいる。
    (ハコラク 2021年4月号掲載)


    知内町郷土資料館
    知内町重内31‐47 
    ☎01392‐5‐5066
    10:00~16:30
    休館日/12~4月は日曜・祝日     
        5~11月は月曜・祝日の翌日
        年末年始
    入館料/無料 
    P有り














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