新幹線利用の旅行商品続々、各社アイデア勝負

 北海道新幹線開業まで2カ月余りとなり、大手旅行会社が続々と新幹線を利用した旅行商品を発売している。新函館北斗―木古内間(35キロ)のみ乗車する短区間型から、新幹線を乗り継いで北海道から鹿児島まで約2000キロ移動する長距離商品などさまざまで、各社は知恵を絞り、開業ブームの需要取り込みを狙っている。
 北海道オプショナルツアーズ(札幌)は、「ちょい乗り鉄旅」を発売。札幌から木古内駅までバスで移動し、同駅から新幹線に乗車して、函館市内で1泊する商品だ。新幹線開業と同時に運行を始める「道南いさりび鉄道」や「はこだてライナー」も行程に組みこんで、「3つの新列車乗車体験」を売りにしている。
 出発日は3月29、31日、4月2、4日の4日間で、料金は大人一人1万9800円。同社によると各日10組程度の申し込みが寄せられているという。
 「北海道から1日で鹿児島へ 新幹線で日本大縦断」と題したユニークな商品を売り出したのは、阪急交通社(大阪)。函館発着のコースは2泊3日で、1日目は新函館北斗駅始発午前6時35分の北海道新幹線に乗り、東海道・山陽、九州の各新幹線を乗り継ぎ、鹿児島に午後6時半ごろ到着する。2日目は鹿児島の名所をめぐり、指宿温泉に宿泊。帰りは空路で戻る。  
 価格は12万5000円から。出発は3月下旬~4月上旬で、すでにキャンセル待ちの日もあるなど好評だ。同社は「当初は40組程度の需要を見込んでいたが想像以上。日程を増やして200組の参加者に対応できるようにしている」とうれしい悲鳴を上げる。
 一方、首都圏発では日本旅行(東京)や近畿日本ツーリスト(同)などが、道南と東北を周遊する商品を発売。青森と函館のグルメを楽しむクーポンが付いた「青函遊結(ゆうゆ)SPECIAL]を発売した日本旅行の担当者は「トップシーズンの夏に向けて次々と企画を考えている。今までになかった広域観光の商品など新幹線を利用した新しい旅を提供したい」としている。(山田大輔)

      1月21日の記事

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