臥牛山4月6日・レアキャラ
今や老いも若きもコンピューターやスマホでゲームを楽しむ時代。ゲームの中で珍しいキャラクター、いわゆる「レアキャラ」が出てくると胸躍るという人は多いのではないか。お菓子の景品でも、レアキャラのグッズが欲しくて、子どもたちはこぞって集めたりする▼週末、私用で北海道新幹線に乗車する機会があった。行きはJR東日本のE5系、帰りはJR北海道が開発したH5系だった。このH5系に「当たる」のが、現状ではなかなか難しい▼H5系は4編成。このうち2編成が平常の運行に使用され、残りの2編成は非常時や点検用。E5系は31編成と圧倒的に多いから、H5系はまさに「狙って乗る」必要がある▼ラインの色が紫とピンクで違うだけで、外観のデザインはほぼ一緒だが、H5系はすべての座席にAC電源が備え付けられているのがうれしい。E5系だと窓側の座席のみ。スマホの充電やパソコンで仕事をするには、H5系は非常にいい車両だと感じた▼残念ながら「レアキャラ」となっているH5系に乗れるのは、現状だと上り始発のはやぶさ10号と新函館北斗午後0時44分発の22号、下りははやぶさ95号と29号。時間帯を合わせ、快適な乗り心地を体感してみては。(C)