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臥牛山2月3日・銚子電鉄

 千葉県のローカル鉄道・銚子電鉄はユニークな経営で知られる。銚子市内にわずか10駅、6・4キロ。乗客数の落ち込みで厳しい状況に陥った中、「電車の修理代を稼がなくちゃ」と、名産のしょうゆを使い苦肉の策で取り組んだ副業の「ぬれ煎餅(せんべい)」が大ヒットした▼近年は黒字を計上する年もあったが東日本大震災で観光客が減り、2013年には自主再建を断念。電車の修理費などで国や県の支援を仰ぐことになった▼そんな苦境下でもイルミネーション電車やミニSL運行などイベントは多彩。駅のネーミングライツ(命名権)も売りに出し、1日までに販売対象の9駅すべてが売れた▼その終点・外川(とかわ)駅の愛称を聞いて驚いた。名付けて「ありがとう」。新聞報道によると、命名権を得た住宅会社の社長が好きな言葉だといい「ありがとうと言ってもらえる会社になりたい」という銚子電鉄の考えとも一致した▼銚子電鉄によると、駅名アナウンスの際には「ありがとう・とかわ」と案内される。温かみがあり、アイデアも面白い。そして苦境に負けず住民の足を守るという意志が感じ取れる。経営難にあえぐJR北海道や道南いさりび鉄道でも取り入れてはどうか。(C)










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