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臥牛山12月5日・4時間2分

 仙台で暮らしていた大学時代、実家のある函館との往復には非常に時間がかかった。盛岡まで特急で4時間、さらに東北新幹線に乗り換えて1時間ちょっと。約20年前と比較するのは野暮なのかもしれないが、何とも物足りない話▼来年3月26日開業の北海道新幹線に関し、JR北海道は新函館北斗―東京間の最速時間を「4時間2分」とする方針を固めた。地元関係者が望んでいた「4時間以内」はかなわず、想定よりも少なかった運行本数とともに二重の「ガッカリ感」▼函館―羽田間航空路との競争の指標となる4時間の壁を破れず、運行本数も多くはなく、特急料金は高く、そして新駅は函館市街地から離れている。〝思惑〟というものは簡単にいかない場面も多いが、こうも不利な要素が重なるとは▼ただ、トラブル続きのJR北が安全運行と定時性確保を最優先した心情も分からないではない。事故や遅れの頻発はさらに同社に対する信頼を損なうことにつながる▼かつて振り子特急「スーパー北斗」が函館―札幌間にデビューした際、同社は「最速2時間59分」をアピールしたが、現状は言うまでもないだろう。徐々に利便性を高めることで「使える」新幹線を目指してほしい。(C)

      臥牛山

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