臥牛山1月15日・出産適齢期

 函館市の成人祭は今年から函館アリーナが会場になった。真新しい施設で式に臨み、気が引き締まったという新成人も多いだろう。派手な格好が話題の北九州市、東京ディズニーランドで華やかに迎える千葉県浦安市など、全国各地の表情はさまざまだ▼その浦安市長が祝辞で「人口減少のままで今の日本の社会は成り立たない。若い皆さんに大いに期待をしたい」などと発言。複数の全国紙が取り上げた▼急速に進んでいる少子高齢化を憂いてこんな言動に至ったようだが、ある記事では同市が少子化対策の一環として、本年度から健康な女性の卵子凍結保存を支援する事業をスタートさせたことに触れ「晩産化を助長させることを懸念する声も」と結んでいる▼この市長は式辞で18~26歳が出産適齢期だとも述べた。早期出産を望む一方では、女性が出産を希望する時期を見越した事業の両面に対応する必要もあるから、一概に懸念とも言えまい▼言うまでもなく子どもを産めるのは女性だけで、男性がいくら子どもを欲しくても、パートナーがいなければかなわない。行政がよく言う「子どもを産み育てやすい環境づくり」に向けて、国全体で抜本的な対策に取り組まなければ。(C)

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