函館湯の川温泉街の足湯・湯巡り舞台周辺をイルミネーションで彩るイベント「湯の川冬の灯り」(実行委主催)が1日から始まる。11月28日夕には試験点灯し、本番に向けた最終確認を行った。イベントは来年2月28日まで。
イベントは2019年から開催し今年で4回目。「和とモダン」をコンセプトに湯巡り舞台をライトアップし、鮫川沿いの約550メートルの歩道ではLED電球約6万5000球によるイルミネーションが楽しめる。また、組子細工の文様をイメージした灯籠約25基も設置し、ぬくもりを感じられる灯りで冬の温泉街を彩る。点灯は日没~午後10時。
西村有人実行委員長は「今年は全国旅行支援や、はこだて割の効果で観光客も戻ってきているので、多くの人に見てもらいたい」と話している。
また、函館市・弘前市が展開する「ひろはこ冬の観光キャンペーン」の一環で、花びしホテル、湯の浜ホテル、竹葉新葉亭、湯の川温泉海と灯/ヒューイットリゾートの4館で開催期間中に日帰り温泉(有料)を利用するとバーチャルアイドル「雪ミク」がデザインされた御湯印をプレゼント。デザインは全3種類で、1枚500円で販売も行う。問い合わせは湯の川温泉旅館協同組合内の実行委事務局(0138・57・8988)へ。(飯尾遼太)