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函館市、上半期の観光客46%減 減少幅は過去最大

 函館市は7日、2020年度上期(4~9月)の観光客数(推計値)が、前年同期比46・5%減の184万1000人だったと発表した。新型コロナウイルスの影響で、減少幅は上期の集計を始めた1963(昭和38)年以降で最大。前年同期に21万6000人だった外国人宿泊客数は、同99・3%減の1500人と壊滅的な状況となった。
 観光客数は2019年度上期の343万9000人から159万8000人減少し、2年ぶりの前年割れ。184万人台は1990年以降で最少の数字で「昭和40年代の水準」(市観光部)にとどまった。
 月別の減少幅は5月が前年同月比63・7%減で最大。感染拡大による国の緊急事態宣言で外出自粛が呼び掛けられたことが響いた。その後は観光需要喚起策の「ふっこう割」や「Go To トラベル」が下支えし、9月は同33%減まで盛り返した。
 例年とは違ったコロナ禍の旅行で、観光客の特徴も大きく変化。函館を訪れる旅行客はこれまで道外客の割合が大きかったが、今年度は道内客が52・3%と逆転。宿泊、日帰り別で19年度上期に6割あった宿泊客は4割に低下し、日帰り客が大勢を占めた。交通機関別の割合は乗用車が4分の3で、こうした動向から、市観光企画課は「感染拡大で近場への旅行需要が高まったのでは」とみる。
 外国人宿泊客は、直行便の運休や入国制限などを背景に激減。前年11万人以上いた台湾からの宿泊客はわずか77人だった。
 同課の小林祐樹課長は「(最初に感染が広がった)2、3月の状況からかなり下がると予測していたが、健闘した部分もあった」と分析。その上で「感染状況をみながらのジレンマはあるが、予定通り冬季の観光誘客に取り組み、引き続き需要を高めていきたい」と話している。(山田大輔)










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