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道新幹線開業4年 5年目は険しいスタートに

 北海道と本州をつなぐJR北海道の北海道新幹線が26日で開業から4年を迎えた。昨年4月1日から2月29日までの利用客数が前年比2・3%増となった一方、今年に入ってからは新型コロナウイルスの影響で、2月の平均乗車率は前年を大きく割り込む苦境が続く。5年目は険しいスタートとなっている。
 JR北によると、道新幹線の1日当たりの平均乗車人員(昨年4月~今年2月末)は4800人で、乗車率は25%。16年の開業初年度が約6200人(乗車率32%)で最も多く、17年度が同5000人(同26%)、18年度が同4700人(同24%)だった。
 19年度は、ゴールデンウイーク(GW、昨年4月26日~5月6日)は前年比45%増の12万300人で、開業年を上回り最も利用が多かった。お盆期間(同8月9~18日)も同2%増、年末年始(昨年12月27日~1月5日)も同3%増と好調だったが、新型ウイルスの影響が直撃した3月1~8日の平均乗車率は約4分の1にまで減少。JR北は「1月24日から3月まででおよそ47億円の減収を見込んでいる」とする。
 昨年のダイヤ改正で東京―新函館北斗間が最速3時間58分となったが、はこだてライナーの乗り継ぎを含む所要時間の長さや運賃といった課題が依然として残る。函館商工会議所の久保俊幸会頭は「4時間の壁をを突破しても、いまだにビジネスでは飛行機の利用のほうが多い。鉄道の魅力は当然あるが、航空路線はマイレージといったお得感も選択ポイントとして重要」と話す。
 道新幹線は3月25日から、新函館北斗―新青森間で青函トンネルを含むすべてのトンネルで携帯電話の不通区間が解消された。また昨年9、10月には青函トンネルで時速260キロでの試験走行を実施。このほか、貨客混載輸送も検討するなど札幌延伸を前に高速化や利便性の向上への動きが進んでいる。観光面での道新幹線に対する地元の期待は依然として高く、開業5年目の手腕に注目と期待が寄せられている。(野口賢清)










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