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新型コロナで観光施設や交通機関が警戒強める 観光客減「覚悟」

 七飯町で新型コロナウイルスの感染者が見つかり、既に消毒やマスクの着用など感染予防策を打っていた道南の観光施設や交通機関は、引き続き警戒している。また、ホテルでは感染者発生の発表後、国内客の宿泊や会合のキャンセルが出始めており、関係者からは諦めの声も聞こえる。
 函館市は市電の運転士に1月下旬からマスクの着用と、乗降時にアルコールを使った手の消毒を推奨。2月からは全車両30台を対象に週1回、手すりや吊り革、停車ボタンなど乗客が触れる部分の消毒を始めた。車内清掃を終えた後、アルコールをかけて乾拭きする。
 函館バスは、1月下旬からインフルエンザ対策と同様にマスク着用や除菌などの予防策を打った。函館地区ハイヤー協会は全社に手洗いの徹底などを通知。函館タクシーは「運転手にマスク着用のほか、各自でできる予防をお願いしている」、ことぶき第一交通は「北九州の本社から消毒液が届き次第、車内の消毒を強化する」としている。
 観光施設では、中国人団体客の旅行禁止などの影響で客足が伸び悩む。函館山ロープウェイの2月の乗降客数は、18日現在で前年比26%減少。消毒液の設置を増やし、2月からは乗客が降りるたびにゴンドラの手すりを消毒する作業を徹底している。
 五稜郭タワーの客数も、2月は前年比で2割ほど減っている。昨年は2月だった中華圏の春節休暇が今年は1月だった影響もあるものの、「昨年は過去最高の来場者数を記録していただけに落ち込みが激しい。収束が見えず不安だ」(同タワー)と漏らす。
 不特定多数の人混みを避ける動きも。宴会場を持つ大門地区近くのホテルには「100人以上が集まる予定の会合が5件ほど中止になった。キャンセル料の問い合わせもある」と話す。
 一部の宿泊施設では18日以降、予約を取りやめる連絡が増えた。湯の川温泉の老舗ホテルは感染者の発表直後、国内客から約30件のキャンセルがあった。担当者は「お客さまの健康を思えば、仕方がないこと。宿泊客の減少は覚悟している」と話す。
 北海道ホテル旅館生活衛生同業組合がまとめた1月末現在のキャンセル件数は渡島管内で約4400件に上る。森町のホテルは「約500人の中国人団体客の宿泊が取りやめになった」とする。
 函館ホテル旅館協同組合の遠藤浩司理事長は「既にキャンセルは相次ぎ、予約自体が少ない。ゴールデンウィークまでに収束してほしいが…」と話している。(深津慶太、小杉貴洋、野口賢清、北川隼夢)

      観光・運輸

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