冬のベイエリアを幻想的に彩る「函館海上冬花火2019」(実行委主催)が8~10日に開かれる。期間中は午後8時から約20分間、函館湾豊川埠頭(ふとう)沖から毎日2000発の花火が打ち上がる。
閑散期となる冬の函館観光を盛り上げようと、2014年に函館国際ホテルが初めて企画。翌年からは市内の宿泊や観光施設などで実行委を組織して開催している。
主なビューポイントは、函館朝市から函館国際ホテルまでの岸壁、金森赤レンガ倉庫群、八幡坂、函館山山頂など。開催中は豊川埠頭周辺にクレープやたこ焼きなどの移動販売車が出店する。
函館海上冬花火を題材にしたフォトコンテストも開催。入賞者(最優秀1点、優秀5点)には、函館-東京間の航空券や市内ホテルの宿泊券が贈られる。コンテストの詳細や当日の花火打ち上げの可否はホームページ(https://fuyuhanabi.com/)で。
実行委は「冬の澄んだ空気の中で見る花火は夏とはまた違った美しさがある。風邪を引かないよう暖かい服装で楽しんでいただきたい」と呼び掛けている。(金子真人)