函館タクシー(岩塚晃一社長)は8日、運行するタクシーの車内に北斗市産のマルメロを設置するサービスを始めた。毎年この時期に実施している取り組みで、利用客が早速マルメロの爽やかな香りを楽しんでいる。
マルメロはカリンに似た黄色い果実で、ほのかな甘い香りが特徴。「今年はいつからマルメロを置くのかという問い合わせがあった」(同社)といい、今年もタクシー85台の車内で1台につき2個程度、マルメロを置いている。
同社によると、香りは1~2週間ほどで消えてしまうため、マルメロの設置サービスは今月下旬ごろまでの予定だという。「ぜひ車内で季節の香りを楽しんでほしい。ご利用の際は同社の配車室(0138・51・0168)へ」と呼び掛けている。(野口賢清)