• 特集
    第64回春季北海道高校野球大会
  • 5/2
    函新ウイークリーレビュー
  • 5月のプレゼント
    映画鑑賞券
  • 求人情報
    事務スタッフ、記者(未経験OK)

道新幹線の利用函館5割、青森2割 開業1年で大きな開き

 青森地域社会研究所(青森市)は、北海道新幹線の利用状況に関して青森県と函館市で行ったアンケート結果をまとめた。北海道新幹線の利用経験は、開業約1年間で函館は51・9%に上ったが、青森は22・6%にとどまり、大きな開きがみられた。また、青函連携への期待は両地域ともに高い割合を示したものの、開業前の調査と比べて函館はややトーンダウンした。
 調査は5月に実施。青森銀行の協力を得て青森県932人、函館市264人の給与所得者から回答を得た。
 片道を1回とした利用回数をみると、「1~2回」は青森が14・7%、函館は28・0%。3回以上は函館が23・9%で、青森の7・9%を上回り、利用頻度の高さが目立った。
 乗車目的は、両エリアともに「旅行」がトップで、割合は青森が77・7%、函館が48・9%。函館は「商用・出張」が35・8%とビジネス需要もみられた。新函館北斗駅から乗車した人の下車駅は、新青森が最多で53・3%。仙台が29・2%、東京・上野が22・6%、八戸が21・2%で続いた。
 また、今後の両地区の連携、交流について「深まっていく」とする割合は、青森が74・2%、函館が66・6%で高水準となった。ただ、開業前の2015年11月に実施したアンケートで「深まると思う」と回答した割合は青森が69・4%、函館が80・4%で、函館は開業後に期待感がやや薄れた格好となり、同研究所は「道南が新幹線開業効果を単独で享受していることが要因ではないか」とみる。
 調査を担当した野里和廣主任研究員は、新幹線開業を「青森は道南へ向かう東北新幹線の延伸、函館は東北・首都圏へ向かう玄関の完成ととらえている」と指摘。青函地域の交流促進について「青森では商用で新幹線を使う人が少ない。観光だけでなく、ビジネス交流を深化させることが今後重要になる」と話している。(山田大輔)










      最新記事











      休日当番医
      渡島・檜山管内
      休日当番医(5月6日)

      きょうの人生指針/誕生月占い

      きょうの人生指針/誕生月占い
      函館新聞デジタルとは
      函館新聞デジタルとは
      函館新聞 デジタル お申込み
      ご購読申し込み月は無料

      最新ニュース

      アクセスランキング

      1. まち挙げて2人を祝福 江差で花嫁行列
      2. 七飯町大中山の自動車整備工場で火災
      3. 七飯町仁山で乗用車と軽ワゴン車衝突、6人が搬送
      4. 待ってた!「春のまつり」で知内のカキ堪能
      5. 渡島総合振興局、食材ハンドブック「南北海道食彩王国」を刷新 食と観光ブランド力強化
      6. 少年野球シーズン本格化 全日本学童野球支部大会開幕
      7. 春、新たな一歩2025⑤/函館市工業振興課主事・斉藤築さん(33)「起業に挑戦する人の力に」
      8. 〝動く美術館〟函館に初入港 クルーズ船「リビエラ」
      9. GW後半笑顔満開 函館公園、桜の下で遊具楽しむ
      10. 「200系カラー」西部地区などを陸送

      函館新聞宅配購読お申込み

      函館新聞宅配購読お申込み

      お試し(1週間)もございます。

      フリーマガジン「ハコラク」も毎月お届け

      はこしんフォトサービス
      フォトサービス

      掲載された写真を購入できます

      フォトサービス
      はこしんバックナンバー
      バックナンバー

      過去3ヵ月以内の函館新聞を購入

      はこしんバックナンバー
      はこしんポスト
      ポスト

      取材依頼・情報提供・お問い合わせ

      はこしんポスト

      国内外の主要ニュース


      クローズアップ

      レッツ!就労支援

      誰もが暮らしやすい、生きやすい社会に向けた課題を探ります
      レッツ!就労支援

      ニュースカレンダー

      紙面ビューア

      SNS公式アカウント

      イベント情報(5月 6日)

      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      関連サイト