全国でホテルやスキー場などを展開する「ホスピタリティオペレーションズ」(本社・東京)は10月1日、函館市宝来町に新ホテルブランド「ホテルエノエ」の国内1号店となる「ホテルエノエ函館」をオープンする。
旧ホテルWBFグランデ函館を取得し、リブランドした。建物や土地の取得金額は非公表。新ブランドのエノエは「笑の重」を意味し、「いくつもの笑顔が重なり合うことで、心温まる特別な瞬間を過ごしてほしいという想いを込めた」と同社。
ホテルは鉄筋コンクリート造陸屋根12階建てで、客室数はダブルやツインなど計136室。延床面積は約6115平方メートルで、「函館の人気観光地から近い立地にあり、ファミリー層を中心とした需要を見込んでいる」(同社)としている。
同社はこのほか全国でスマイルホテルチェーンも展開しており、市内では本町で「スマイルホテルプレミアム函館五稜郭」を運営している。(野口賢清)