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函館半世紀ぶりの地酒「五稜」販売始まる 空港でセレモニー

 函館市内で54年ぶりに誕生した酒蔵「五稜乃蔵」(亀尾町28)で製造した新酒「五稜」の販売が28日、蔵に併設する「五稜乃蔵SHOP」や、市内・近郊の酒販店で始まった。ショップでは、初日限定100本の整理券はわずか6分で配り終える人気ぶり。函館空港でも販売開始記念セレモニーを開催し、半世紀ぶりの地酒の誕生を祝った。
 酒蔵は上川大雪酒造(上川管内上川町、塚原敏夫社長)が製造、「函館五稜乃蔵」(漆嵜照政社長)が販売を担う。「五稜」(720ミリリットル、1320円)は、亀尾町内産の酒米「彗星」を使用。純米酒(精米歩合70%)で初回出荷分は3000本。
 ショップには、一時30人ほどの列ができ、午前10時から販売が始まると早速、客は目当ての新酒と酒蔵グッズなどを買い求めていた。
 酒蔵は函館高専OBが建設に尽力。寄付もした市内の会社員、岩崎巧さん(33)は「OBとしても待ちに待った日がようやくやってきた。自宅でおいしい食事とともに味わいたい」と笑顔だった。
 一方、正午からは函館空港国内線ターミナルビル2階売店エリアで、セレモニーを開催。同酒造の酒を国内線ファーストクラスで提供している縁から、日本航空(JAL)函館支店の今村妙子支店長をはじめ、キャビンアテンダントによる、ふるさと応援隊の冨岡麻衣さん、綿世翔子さんも参加し、五稜の販売を手伝った。漆嵜社長は「地酒がなかった函館にようやく誕生した。函館に『五稜』の名前が根付くよう頑張っていきたい。応援してほしい」と話した。
 ショップは新酒のお披露目期間として29、30の両日もオープンする。時間は午前10時~午後3時。(小杉貴洋)










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