函館市内・近郊の飲食店が屋台を出店するイベント「第1回はこだて食のサマーフェス」のラストを飾る第3弾「函館うまいもん祭り」が7日、はこだてグリーンプラザ(松風町)で始まり、各店自慢のグルメを求めて、多くの市民でにぎわった。9日まで。
エムワイプラン(亀田町)が企画し、新型コロナウイルス禍の函館の街を食で元気づけようと7月22~25日に第1弾、7月31、今月1日に第2弾を開催した。
第3弾では市内・近郊の居酒屋など飲食店16店が出店。たこ焼き、焼き鳥といった祭り屋台の定番メニューのほか、ジンギスカンや牛すじ煮込みなど各店こだわりの食が並ぶ。同日は午後5時時点で約1500人が訪れ、ステージ前の飲食スペースでは家族連れなどが屋外での飲食を楽しんでいた。
友人親子と訪れた市内山の手2の主婦、山田梨紗さん(33)は「夏のイベントもない中、家族で楽しめ、良いイベント」と話し、娘の聖さん(7)は「フライドポテトがおいしかった。アイスなどほかにも食べたい」と笑みを浮かべた。
午前11時~午後9時(最終日午後5時まで)。雑貨や土産品などが並ぶ「函館マルシェ」も同時開催する。(飯尾遼太)