日本航空(JAL)は6月1日から、成田、羽田、関西の3空港を出発する中国、香港、台湾線エコノミークラスで、北海道をテーマにした機内食の提供を始める。来年5月末までの1年間でメニューは半月ごとに変わり、第1弾に函館市の老舗レストラン五島軒監修の「あいがけカレー」が登場する。
JALは昨年12月に道と結んだ包括連携協定に基づき、日本を訪れた外国人観光客らに北海道をPRしようと、豚丼(帯広)やエスカロップ(根室)などの道内ご当地グルメをアレンジしたメニューを機内食として提供する。
「あいがけカレー」はポークカレーとビーフカレーの2種類の味が楽しめる五島軒の人気メニュー。同店ではこのほかに「オムライス」(7月前半)や「鶏肉ソテーのホワイトソースかけ」(9月前半)を監修している。
JAL広報は「首都圏や関西の便を利用する外国人のお客さまに北海道をアピールし、足を運んでいただくきっかけにしたい」としている。9月からは中部空港発の中国、台湾線でも提供する。(金子真人)