はこだて自由市場(函館市新川町)に、イカの釣り堀が登場した。その場でさばいてもらい、コリコリとした食感が味わえる。函館自由市場協同組合の前直幸理事長は「これまでアミューズメント的な施設がなかったので、新鮮な魚や野菜と共に新たなスポットとしてPRしたい」と来場を呼び掛けている。
グリーンベルト側入口そばの空き店舗だったスペースに水槽を設置。2~4日のプレオープンには計200人ほどが訪れ、生きのいいスルメイカを次々と釣り上げた。
時価で、6日は1人1回500円。ご飯を200円で販売しており、他の鮮魚店で購入した刺身やビールと共にフードコートで食べる人の姿も。広報の播磨智子さんは「まずは地元の方に知ってもらい、新型コロナウイルスの流行が落ち着いたら、地方の親族や観光客が函館に遊びに来た時の目玉にしたい」と話す。
午前8時から(なくなり次第終了)。日曜定休。持ち帰りは不可。問い合わせは同市場(0138・27・2200)へ。(稲船優香)