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町の新たな特産品に期待 乙部でクラフトビールお披露目

 【乙部】乙部の井戸水や町内産の麦、ホップを使ったクラフトビール作りを進めている健康食品製造販売のアドバンス(長野県佐久市、白井博隆代表)が3日、町館浦の醸造所「北海道乙部追分ブリューイング」で、地域住民、関係者向けのビールの試飲会を開いた。ビールは9月から町内飲食店などで取り扱う予定。今後醸造所内に飲食・物販スペースを設け、町の新たな特産品として広く提供していく。
 同社は2015年、町内の井戸水を使ったミネラルウオーター製造の子会社「命水乙部ボトラーズ」を設立後、商品の活用促進を目的にクラフトビール製造事業に着手した。醸造所は町有施設の工場跡地を借りて、内部を改修。今年6月から稼働し、500リットルの仕込釜を有し、年間36キロリットルの製造が可能だ。
 ビールはミネラルウオーターを仕込み水に、町産の大麦、ホップを一部使用した3種類を製造。2種はさわやかな味わい、もう1種はほど良い苦みが特徴で、今後も柑橘系の風味を加えるなどした数種類のビールを開発していく。
 試飲会には約180人が出席し、ビールの飲み比べをしながら新たな特産品として期待を寄せていた。白井代表は「町内農家と協力して麦とホップの生産を拡充し、乙部でしか作れないものを目指す」と強調。寺島光一郎町長は「製造業の面から、若い男性の雇用が生まれていくことに期待している。水、麦、ホップ全て地元産で作るビールは全国的にも珍しいといい、これからも“本物”のビール作りを進めてほしい」と話していた。
 9月からの取り扱いは飲食店への卸売りだが、全国展開を見据え、一般消費者向けに缶商品での販売も進めていく。(蝦名達也)










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