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ビハインド・ザ・カスク、初の自社製ウイスキー発売

 函館市元町の蒸留酒販売会社「ビハインド・ザ・カスク」(沢田凌代表)は、自社ウイスキー蒸留所「ディ・トリッパー蒸留所」で製造した初のウイスキーを1月31日に発売した。2023年12月から約1年熟成させた品で、沢田代表(34)は「自信を持って送り出せる仕上がりになった。ウイスキーファンに飲んでほしい」と話している。
 同社は英国などからウイスキーを買い付けて瓶詰めし、自社ブランドとして販売する事業を進めながら、23年11月に函館初のウイスキー蒸留所を稼働。自社製品に向けて根室管内中標津町から原料となる大麦を仕入れ、同年12月から今年上旬まで、スペイン産ナラ材のシェリーだるで熟成した。ワインの手法を取り入れ、液体の滞留や断熱性に優れた卵型のコンクリート製発酵槽を導入するなどし、一般的には3年以上の熟成が必要とするところを1年での完成を目指した。
 商品名は、2022年に収穫した大麦で作った第1弾との意味を込めた「HARVEST―22.1」。「たるから出したての原酒の味わいを楽しんでほしい」(沢田代表)と水を加えておらず、アルコール度数は58・9度と高め。沢田代表は1年の熟成とあって「若いながらもエレガントで高級感のある香りになった」と話す。
 ラベルデザインは白の無地に、元町周辺に点在する屋根の色にちなんでパステルグリーンの縁取りをあしらった。市内の容器メーカーとの協議を重ねたパッケージ箱も含め、こだわりの詰まった品に仕上がった。
 1000本限定販売で、31日に同社のECサイトで50本を販売したところわずか5分で売り切れるなど注目を集めている。念願の1作目を出荷した沢田さんは「これからどんな展開ができるか楽しみ。今後は函館市内限定品や蒸留所限定ボトルなども出していければ」と話している。
 350ミリリットル瓶で、希望小売価格1万1000円(税込)。函館ではイチマス(湯川町1)、酒ブティック越前屋(万代町16)、酒のやまはち(宮前町9)、函館空港などで販売している。(千葉卓陽)










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