コーヒー豆の老舗卸販売「美鈴商事」(函館市上湯川町1、鈴木修平社長)の「珈琲焙煎工房函館美鈴大門店」(松風町7)が1日、リニューアルオープンする。内装を刷新し、コーヒーに加え、パフェやソフトクリームなどに力を入れたメニューを提供する。
同店は1946年に開店した直営の1号店。リニューアルは2006年3月以来およそ10年ぶりで、9月5日から店を休業し、改装工事を行った。新しくなった店内は、時間を忘れてコーヒーを味わえる、落ち着いた雰囲気の内装に仕立てた。カウンター4席、テーブル14席あり、飲食はもちろんテイクアウトも可能だ。
店では世界各国のコーヒー豆を、常時28種類用意して客の要望に応えるほか、大門店限定のコーヒーモンブランを280円(税込み)で販売する。1、2日の両日はオープニングセールとして、コーヒー豆やケーキセットなどを特別価格で提供する。
同社の高橋一美営業部長は「内装工事などで1カ月ほど休業し、ご迷惑をおかけした。新しくなった大門店をぜひ見に来てください」と来店を呼び掛けている。営業時間は午前10時から午後7時。年中無休。(野口賢清)