損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険の荒木真悟・北海道統括部長と越前渉・札幌支社長が25日、あいさつのため函館新聞社を訪れた。荒木部長は10月2日に販売を開始する軽度認知障害(MCI)を保障する「笑顔をまもる認知症保険」に触れ、「地域の皆さんの健康を応援する企業を目指していく」と抱負を語った。
同社は4月、加入後に禁煙や肥満度を示す体格指数(BMI)の改善など健康増進につながる行動をすると保険料が下がるほか、これまで支払った保険料の差額相当を祝い金として支払う収入保障保険「じぶんと家族のお守り」を発売するなど、保険に健康を支援する機能を合わせた商品づくりを進めている。
新たに発売する認知症保険は、認知症予備軍であるMCIと診断された時点で一時金を支払い、改善に向けた情報を提供するなど加入者の予防対策をサポートする。荒木部長は「MCIは適切な対策を行えば、回復したり、発症を遅らせたりする可能性がある」とし、「この保険を通して、早期の段階でMCIに気付き、予防対策していくことの大切さを発信していきたい」と話している。(金子真人)