北洋銀行は28日、函館空港国際線ターミナルビル1階到着ロビーに外貨自動両替機1台を新設した。営業店舗外で設置するのは初めてで、海外客の利便性向上を図る。
両替機は高さ1・45メートル、横60センチ、奥行き45センチ。米ドルやユーロ、人民元、台湾ドルなど16通貨を取り扱い、タッチパネルの操作で外貨から日本円への両替のみ行うことができる。パネルの画面表示は日本語・英語・中国語・韓国語に対応する。
同行函館中央支店の向山伸一業務統括部長は「函館は観光のまちで外国人旅行客が多い。ニーズに合わせた取り組みで地域活性化につなげたい」と話した。
年中無休で、営業時間は午前7時~午後8時。函館市内では北海道銀行が昨年12月、金森赤レンガ倉庫内に外貨自動両替機を設置している。(山田大輔)